DD Plusを活用したコスト削減 ~複写式伝票からA4普通紙伝票へ~

DD Plusは納品伝票の電子化をコンセプトとしておりますが、Vol.3※にてお届けした納品伝票印刷機能を活用し、複写式からA4普通紙を使った納品伝票に切り替えることが可能です。

これにより複写式伝票が抱える課題の解決や印刷に掛かるコスト削減につながります!

※Vol.3:https://lp.ddplus.jpr.jp/ddplus-news/3/

■複写式用紙の課題
物流現場において様々な伝票が扱われておりますが、その多くは複写式用紙が使われております。

複写式用紙はドットプリンターを使って印字する必要があります。以下、複写式用紙を利用する場合の課題について説明します。

〇ドットプリンター市場の縮小
物流現場では、いまだに複写式用紙の利用が多く、ドットプリンターが使われております。しかし、レーザープリンターやインクジェットプリンターの普及を受け、ドットプリンターの市場は縮小傾向にあり、日本国内でドットプリンターを製造する主要なメーカーは3社となっています。

→物流DXが進むと、さらなる市場の縮小によりドットプリンターの保守・サポート体制が薄くなることが予想されます。

■複写式と普通紙のコスト比較
複写式:ドットプリンター、普通紙:インクジェットプリンター/レーザープリンターで比較表を作成しています。

特に、用紙代についてはインクジェット/レーザープリンターの場合、A4普通紙(DD Plusの場合上下2分割で印字可)を使用するため、複写用紙に比べて非常に安価であり、コスト削減につながります。
しかし、複写式から普通紙へ移行するためには課題もあります。

■業務プロセス変更の必要性
複写式から普通紙に移行するためには、業務プロセスを変更する必要があります。
複写式は発側/着側/運送会社それぞれに、紙で控えを残すことが可能です。普通紙(DD Plus利用の場合)は、上下2分割のA4用紙で伝票を印刷するため、すべての関係者に紙の控えを残すことができず、業務プロセスを変更する必要があります。

→DD Plusでは、納品伝票を検索・確認できるため、それを控えの代替とします。